総勢112名のイラストレーターが参加!
ポップカルチャーが集結する「イラストレーターの仕事展2026」

COLUMN
Edit by Shiritaikun
西武渋谷店モヴィーダ館で開催された「イラストレーターの仕事展2026」にて主催・企画の長谷川さんとクリエイティブディレクターの宮本さんにお話しをお伺いしました。
<株式会社長谷川アート 長谷川義樹>
株式会社長谷川アート代表取締役。
京都府にて新人イラストレーターの作品を展示するイラスト専門ギャラリー「ILLUST GALLERY TOLALA」を運営する。
日本のポップカルチャーであるイラスト作品を中心に国内外での展示会開催によってクリエイターとともに新たな領域での表現を探究する。

<COJIRASE LUNCH BOX 宮本祐輔>
本イベントのクリエイティブディレクター。
広告、ゲーム、イラスト展の企画・ディレクションなどを行う。

昨年行われた「ILLUSTRATORS EXPO / ILLUST.POSTER EXPO」の後継展示会として開催された「イラストレーターの仕事展2026」。

展示内容は6分野へと拡充され、パワーアップしております。

今回は6分野の中から、特に抜粋して“ILLUSTRATORS FIELD”、“ILLUST. POSTER FIELD”、“LOOP ANIME FIELD”、“POPUP FIELD”の一部を主催の長谷川さん、クリエイティブディレクターの宮本さんとのお話を交えながら紹介します。

本展開催への思い「イラストレーターの仕事展」について

―本展は「ILLUSTRATORS EXPO」の後継展となりますが、今回なぜ名称を「イラストレーターの仕事展」と改めたのでしょうか。

宮本さん:イラストレーターという“人”に注目してほしいという意味では昨年と大きなコンセプトは変わっていません。昨年は“ILLUSTRATORS”という言葉で表現していたんですけど、今年はもう少し分かりやすい言葉で表現していった方がいいかなという議論を長谷川さんとキービジュアルをご担当いただいた草野剛さんと打ち合わせました。もっと分かりやすい言葉の方が来られる方にこのコンセプトをよりきちんと伝えることができるのではないかなと思い、いろいろとタイトルを考えた中で“イラストレーターの仕事”に落ち着きました。平易な言葉ですし、作家活動している方、商業の仕事をしている方など様々なジャンルで活躍されている方が参加していますが、どの方も“イラストレーターの仕事”という大きな括りの中にいるので、イラストレーターがどういった活動をしているか、どういった人なのかというのを見ていただきたいということで、今年はこのタイトルに変えたという感じです。

長谷川さん:基本的には“人”なんですよね。今AIとか言われるような時代の中でやはり最後に行きつくところは“人”、イラストレーター自身だよねということです。そこに還元しえない何かがあると思うんですよ。人間性なり、その人から出てくるもの、人が作り出した創作物を“仕事”という風に置き換えて、“人”と“仕事”という風にしました。作った人と創作物は一体だよね、という思いがあるし、色んなテーマ性があって、例えば、こういうような美術がありますよ、最新のトレンドがありますよっていう色んな切り口があるんだけど、やはり最後は“人”だよねという風に至って。“人”に注目してもらう、創作した原作者に思いを至るというところから出発したっていう意味で、イラストレーターの紹介を継続する中で前回以上に深めて進化させて作家・イラストレーターの人間性に注目を当てたのが今回です。

ブース入り口には参加されたイラストレーターのサインも!

―今回のメインビジュアル、とても素敵です。長谷川さん、宮本さんがそれぞれ好きなポイントなどがあれば教えてください。

長谷川さん: ただ人気なイラストレーターをキービジュアルにすることもできるんですけど、そうするとそれに引っ張られて「そういう展示会か」という風になってしまうのでないかと。また、そのイラストレーターの色が出すぎても他の作家さんにご迷惑がかかる場合があるので、なかなか選定は難しかったです。九島さん曰く「何かを目指すときに、普通は上にあがるんですよね。でも逆に自分を深めていくことによって創作するという手段があるので、それを絵として表現するときに仕事とは何かと考えると、自分をだんだんと磨いて、内面から出てくるという面では、上ではなく下に深めて落ちていく方が仕事的な表現なのかな」と。自分を見つめていくというか創作性を探していくことを空と捉えるかあるいは海の底と捉えるか、もっと言ったら浦島太郎のように宝物を目指して潜っていくとかね、それを地上に戻ってきて皆で分け合う、そういう文化・芸術を仕事とするイラストレーターの矜持があるなと。僕もキービジュアルの作品を見ることによって改めて感じさせられましたね。

宮本さん:九島さんを選定した理由は、昨年の選定も同様ですが何か偏ったイメージがついてほしくないというのが前提にありました。いろんなジャンルのイラストレーターを紹介する展示なので、横断的な画風の方を選定するように意識しています。九島さんのイラストは、アナログで背景とかは少し美術的だけど前に少女を描かれている、いろんなジャンルのイラストレーターの感じをブリッジしたような画風というところで選定しました。キービジュアルの案は九島さんに今回の依頼をしたときに、九島さん自身が考えてくださって、2案ほど出してくださった内の1案です。長谷川さんが話してくださったような思いが九島さんの中にあって、絵として形にしてくださって…本当に一緒に作ってるじゃないですけど、こちらからはこの展示会の趣旨であったり狙いであったりを情報としてお伝えして、そこから九島さんの解釈で、自身の思いも含めて描いてくださったという感じです。

九島優氏(イラストレーション)、草野剛氏(デザイン)

“ものがたり”をテーマとした ILLUSTRATORS FIELD

今回のフィールドの1つであるILLUSTRATORS FIELDでは日本で活躍する68名のイラストレーターによる既存もしくは“ものがたり”をテーマとした作品を展示していました。

―テーマは”ものがたり”ということですが、なぜこのテーマを選んだのでしょうか。

長谷川さん:単なる1枚の絵が作品として成立することに、描くことに至った背景、前後関係があるということを意識して絵を見てほしいという思いから“ものがたり”というテーマを設定しました。文脈の中の位置づけとしての1枚の絵というように、単に見る人にとっても作品を見ることによって作者の意図であったりとか作品の背景にある歴史・文化のような“ものがたり”を感じてほしい、感じられるような奥深さのある作品になれば良いなと思って。見る人がその絵からいろんなことに刺激を受けて、その世界に没入してもらえるような作品があれば良いなという思いからこのテーマにしました。

展示のキャプションには写真企画「わたしが仕事で大切にしているモノ」もあり、イラストレーターそれぞれが仕事で大切にしているモノを知ることもできました!_wacca氏『ハートブレイク』

いろんなジャンルのイラストレーターの作品がずらっと並んでいる様は圧巻でした。一概にイラストレーターといっても本当にいろんなアプローチのイラストレーターがいるのだなと驚かされます。

坂内若氏『foe』
佐倉おりこ氏『おてんばお嬢とメイドさん』
孳々氏『ἀρχή(アルケー)』

異なる分野のイラストレーター作品が並んで展示されています。

紙や印刷表現からもこだわりを感じるILLUST. POSTER FIELD

ILLUST. POSTER FIELDでは全10組のイラストレーターとグラフィックデザイナーが2人1組となりポスターを制作した企画です。

テーマは“未来のベストセラー”。未来の本のかたちについてそれぞれの視点で、想像し制作されています。

紗久楽さわ氏(イラストレーション)、團夢見氏(デザイン)『恋愛指南』

シリタイくんスタッフ🦉が特に気になったのはこちらの作品。それぞれお互いの時代のデバイス越しに作品を読んでいるのが、作品を通すことで時代を超えて分かり合っているようで素敵です。

作品それぞれ、印刷技術・素材にも細部までこだわりを感じられ、近くでじっくり見たくなってしまいます。

冨士原良氏(イラストレーション)、GraphersRock氏(デザイン)『The Creed』
PALOW.氏(イラストレーション)、hapio氏(デザイン)瞬刊往年ジパング』

―たくさんのイラストレーターが参加されていますが、イラストレーターの選定はどのようにされているのでしょうか。

長谷川さん:いろんなジャンルのイラストレーターへまんべんなくお声かけしています。他の催事ですと、いわゆる“萌え”に関するイラストレーターとか、ジャンルが偏っていたりするんですけど、“萌え”に関わらず広くイラストレーターとして活躍されている方が日本にいっぱいいるので、ある意味総花的というか、いろんな優れたジャンルの人を拾っていく、紹介するという立場もあるんです。一ジャンルだけの展示会ではなくて、いろんな分野で活躍されるイラストレーターを幅広く紹介できたら一番良いなという趣旨で設定しています。

宮本さん:やっぱりどこか線引きしている一般の方って多いと思うんですよね。先ほど“萌え”という言葉がありましたけど、ゲーム系のイラストとかVtuber系のイラスト、そして広告向けのイラストを描くイラストレーターって全然別物みたいに捉える方もいらっしゃると思うんです。だけど、そうではなくて何の仕事をしているっていうのが違うだけであってイラストレーターの仕事の一つなんだというのを知ってほしい、イラストレーターの幅広い仕事を見ていただきたいというのがあります。繰り返しになるんですけど、ゲーム系、Vtuber系の方もいらっしゃれば、書籍、広告、などまんべんなく、「これもイラストレーター」、「それもイラストレーター」というのを感じていただきたいという思いから、なるべく偏らないように選定しています。

展示会の中に個々の空間POPUP FIELD

展示会内では、7名の人気イラストレーターによるポップアップ個展も開催!

各ブースではそれぞれのイラストレーターの魅力が詰まった展示・オリジナルグッズを見ることができました。

■廣瀬祥子 個展「Matter and “Ghost”」

(左)『Residual Emotion:3,842,116Tris』(右)『Matter and “Ghost”』

その内の1人、廣瀬祥子さんの個展では、作品の前に制作に用いたプロップ、USBデータを箱に入れて展示するという斬新な試みをされていました。

Residual Emotion:3,842,116Tris関連作品

作品では立体的なレイヤーを複数重ねていたり、デジタル環境で制作されたものをUV加工しさらに油彩による表現を重ねていたりとデジタルとアナログが交差する表現をされています。

イラストレーターの表現って本当に幅広いなと実感させられる個展でした。

今回特にこだわられたLOOP ANIME FIELD

こちらのフィールドでは6名のイラストレーターによる“ものがたり”をテーマとした約15秒のループアニメを展示。

長谷川さん、宮本さんのお二方とも今回の展示で特に注目してほしい分野として挙げてくださいました。

―作品展の構成も、前回の「ILLUSTRATORS EXPO」ではなかった展示が増え、進化を感じます。今回の展示会で特にこだわった点を教えてください。

長谷川さん:こだわった点、目新しい点ではループアニメがありますし、昨年は2部門でしたので分野を6つに増やしたという点もこだわりの一つです。イラストレーターというのが、仕事に一概がなく、Vtuber系、書籍・広告関連、アート系などイラストレーターといえどもたくさんの仕事の分野があるんですよね。それを総合的に紹介することを目指しています。なのでこれからもどんどん増やしていきたいです。例えば、原型師×イラストレーターとか(笑)。今ある分野だけでなくイラストレーターが活躍できる社会的な分野を逆にこちらが提案して参入することもしたいです。ループアニメは、今回アニメという動きを取り入れてみたいと思ったときに、がっつりアニメーションをすることもできますが、そうすると大多数の力が必要で、1人の制作では難しくなってしまうんですよね。そこで、1人でできる範囲で作家性を出すにはループアニメが適しているかなと。作家性といういわゆる“人”に注目した展示会である中でアニメーションを取り入れたときに、1人の作家さんが最初から最後までハンドメイドでできるのがループアニメ、個人の作家性をループアニメに落とし込んだという訳です。

宮本さん:アニメーションの展示がしたいと一番初めに言い出したのは長谷川さんです。今もお話いただいたんですけど、やっぱりイラストレーターという名前がつく人がどんなことをやっているかというのにこだわった展示ではあるので、やはりがっつりとしたアニメーションだと組織になってしまうという懸念がありました。でも、ループアニメというのが“X”の中で一個のカテゴリーとして存在していまして、15秒であったり、6秒をずっとループしている作品を投稿している方々がいますけど、そこってアニメーターではないなというのを前から感じていて。イラストレーターという人がちょっと動くイラストを、アニメーションというよりは少し動くイラストという感覚でループアニメを投稿されている文化があると思っていました。で、こういうループアニメってどうしても展示会だと動いたままで展示するというのは今までそんなになかったと思うので、長谷川さんから「動くイラストを展示しよう」という発想があったときに、であればループアニメというものに焦点を当てて、それをちゃんと本当に動いた・ループした状態で展示できれば、他の色んな展示会でやってない新しいことができるのではないかなということでループアニメを設定しました。

飽きることなくずっと見てしまいます。_(左)Roitz氏『DAD』(右)むぬおね氏『STORY DELIVERY LIBRARY』

宮本さん:細かいところでいうと、ループアニメを額に入れたというのも僕はすごいこだわっていまして、アニメーションではなくて動くイラスト、「この額に入っている絵、良くみたら動いてるな」という。そういう感覚を作りたくてモニター選定もこだわりました。今回、株式会社IDEABLE WORKSさんに協力という形で入っていただいたんですけど、そこが持たれているモニターが額装できるということと、反射しないんです。写真を撮ろうとして映り込むと「あ、これモニターだな」ってすぐわかっちゃうんですけど、その映り込みがないので絵を見ているのと近い感覚でループアニメが見れる、なので今回反射しない液晶はマストかなという思いがあったのでそれを探して調達するのにもこだわりました。

近くで撮っても反射せず、絵をみている感覚で作品を鑑賞できます。_APO+氏『FOREST』

―作品によって額縁の種類が違うのも、合っていて素敵だなと思いました。

宮本さん:はい。なのでそういう額にいれて、ループアニメを見せるということはこだわりました。あとは、東京ではできなかったんですけど、大阪の最初にやった方の展示ではイベントもかなりやってました!いろんなイラストレーターの方に絵を学ぶことができるワークショップを開催して、実際にイラストレーターに授業する感覚でイラストを描いてもらって、来てくれた参加者の絵を添削するであったりとかライブドローイングだったりとか、学びがあるイベントというのをやってまして、さっきのいろんなコンテンツを出したいという中でもかなりこだわったところです。それが大阪の阪神百貨店でやったんですけど、百貨店であれだけ学びのあるワークショップが一度にできたのは、なかなか今までなかったんじゃないかなと、凄く文化的で。

長谷川さん:そういう意味では、イラストレーターの仕事の中に教えるっていうHOWTO分野がありますからそれを形にできたのは良かったと思います。

宮本さん:毎日誰かのイベントがあるという風に設定していたので、東京では広さ的にできなかったですけど、今後もイベントは続けていきたいなと思っています。

阪神梅田本店8階DRAWING FILD

―今回のイベント開催により期待すること(イラストレーター業界の今後など)を教えてください。

長谷川さん:イラストを通じて人間性が磨かれて、それによってイラストレーターの皆さんが社会的に交わることになれば良いなと。参加していただいたイラストレーターそれぞれが注目されて活躍の場が増えれば良いなと思います。

宮本さん:一緒です(笑)。課題というか、こういうことを求めてるイラストレーターさんがいらっしゃるな、やってほしい人がいるなというのをお手伝いできたらいいなと。長谷川さんと一緒にイラストレーターさんの展示をやらせていただいて実際いくつか現場に立ってたんですけど、イラストレーターの認識ってまだまだ世の中に知られてないなって感じています。作品を見て「この漫画家さん上手いね」とか「このアニメすごいね」とか感想をいただくんですけど、「イラストレーターなんです!」という思いがあって、認識を広めたり、求められるものがあったら提供していきたいという感じでやっています。

普段自身が目にしないようなジャンルも一堂にして見ることができ、“イラストレーターの仕事”って幅広い!ということを改めて実感しました。新しいジャンルを発見・開拓できるのも良かったです。

長谷川さん、宮本さん、このたびは貴重なお話をありがとうございました!


本イベントは終了してしまいましたが、8/14(金)~30(日)に渋谷のアートギャラリーCreative Space Akademeia 21 Harajukuにて”夏”をテーマにした展覧会「Summer Break! ILLUSTRATORS 2026 -HARAJUKU-」が開催予定です!

キービジュアル 廣瀬祥子氏(イラストレーション)、玉野ハヅキ氏(デザイン)

【開催情報】
・名称:Summer Break! ILLUSTRATORS 2026 -HARAJUKU-
・会場:Creative Space Akademeia 21 Harajuku
・期間:2026年8月14日(金)~8月30日(日)
・休館日:8月18日(火)、8月25日(火)
・開催時間:午後11:00~午後19:00※最終入場は閉場30分前までとなります。
・入場料:1,000円(税込) 学生無料※学生証をご提示ください。
・住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目27番7号
・会場HP:https://creativespace.akademeia21.ac.jp/
・展示告知情報はTOLALA公式Xアカウントにて確認できます⇒こちらから

「イラストレーターの仕事展2026」イラストレーターが中心に参加されています!

ぜひ足を運んでみてください~!


【開催情報※本展示会は終了しました※】
・名称:イラストレーターの仕事展2026渋谷
・会場:西武渋谷店モヴィーダ館6階
・期間:2026年7月17日(金)~7月20日(月・祝)
・開催時間:午後11:00~午後20:00
・入場料:大人 1,400円 高校生:800円 中学生以下無料

【開催情報※本展示会は終了しました※】
・名称:イラストレーターの仕事展2026
・会場:阪神梅田本店8階 催場
・期間:2026年5月27日(水)~6月1日(月)
・開催時間:午後10:00~午後20:00 ※催し最終日は午後5時終了
・入場料:大人 1,400円 高校生:800円 中学生以下無料

[Informtion]
[主催/企画/運営]
●ILLUST GALLERY TOLALA / 株式会社長谷川アート

・HP: http://www.tolala.jp/index.html
・X:https://x.com/tolala_illust

[クリエイティブディレクション]
●宮本祐輔(COJIRASE LUNCH BOX)

・X:https://x.com/Miyamoto_Yusuke

[協力]
CLIP STUDIO PAINT
東京デザインテクノロジーセンター専門学校 高等課程
株式会社ショウエイ
株式会社フラットラボ
アールクリアン
五條製紙株式会社
株式会社IDEABLE WORKS

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🦉神保町にある貿易会社ではたらくシリタイくん
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シリタイくん X:https://x.com/Shiritai_kun
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