大人も子供も夢中になる!
「可愛いだけじゃない!?ピングー展」

FEATURE
Edit by Shiritaikun
2026年7月10日(金)、東京国際フォーラムに新しくオープンした「YURAKUCHO MUSEUM」。今回、こけら落とし企画として同日から始まる「可愛いだけじゃない!?ピングー展」の内覧会をピングーリアタイ世代のスタッフが取材しました!さらに、プロデューサーの田中さん(株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツ)に展示のみどころやイチ押しグッズをお伺いしました。
<YURAKUCHO MUSEUM>
東京国際フォーラムの地下1階に誕生した新しい展示施設。施設は大小ふたつの区画に分かれており、アートやエンターテインメント、キャラクターなどジャンルを超えたさまざまな企画を通して来場者に新しい体験を提供する。

<可愛いだけじゃない!?ピングー展>
YURAKUCHO MUSEUMのこけら落とし企画として“遊園地”をテーマに、“可愛いだけじゃない!?”さまざまなピングーの魅力を見て・触れて・体験できる展覧会。

世界中で愛され続けているピングー

挨拶をするピングー、中山館長、ピンガ

内覧会に先立ち、YURAKUCHO MUSEUMの中山三善館長がピングーとピンガと一緒に登場し、今回このミュージアムの第一弾としてピングーを選んだ理由やみどころを話してくださいました。

ピングーは1980年にスイスで誕生したクレイアニメーションで、昨年2025年に45周年を迎えました。日本はもちろんのこと、世界中でも放映され、大人から子供まで多くの人に愛され続けているキャラクターです。今回展示として選んだ理由のひとつが“ピングーの国際性”と話す中山館長。「ご存じの方も多いと思いますが、ピングーって“ピングー語”を話すんですよね。だから、世界中の子供たちが同じ映像を見て、言葉が分からなくても一緒に笑ったりすることができる。これは世界的に見てもピングーならではなんですよ」というお話からも、日本人だけでなく海外の方にもこのミュージアムに足を運んで楽しんでもらいたいという思いが感じられました。

ピングーの作者であるオットマー・グットマンさんは1993年にピングースタジオ(Trickfilmstudio)を設立した直後に亡くなったそうです。その際、制作メンバーたちがグットマンさんから引き継いだエピソードが “遊園地”でした。これはピングー作品の中でも人気なエピソードのひとつということもあり、「2030年には50周年を迎えますが、このグットマンさんから引き継いだものをさらに盛り上げていきたいという意図を込めて、今回この“遊園地”というテーマを選びました」と中山館長はおっしゃっていました。

展示会では“可愛いだけじゃない”ピングーの魅力を見て・触れて・体験できるということで、中山館長が一番好きなのは“自分の話した言葉がピングー語に変換されるマシン”とのことでした。

ピングーで頭がいっぱい!

中山館長とピングー、ピンガのあいさつで展示への期待度がますます高まり、いざ会場内へ!
最初のエリアではピングーやピンガ、ロビといったメインキャラクターたちのクレイモデルや紹介パネルが展示されているのですが、なにやら聞き覚えのある歌が…

ピーピピッピ~♪ピーピピッピ~♪ピ~ング~♪ピ~ング~♪

天井近くのスクリーンで永遠に流れるオープニング

見上げるとアニメでおなじみ、ピングーのオープニングが!しかもループ再生!展示会のタイトルでもある“可愛いだけじゃない”ピングーの魅力が入り口の段階でひしひしと感じられます。エンドレスで流れているので、頭の中はすでにピングーでいっぱい!もはやピングー以外の雑念がどこかへ飛んでいきました(笑)。
会場内を進むと、こちらもアニメでおなじみ、食卓を囲むピングーとピンガの大きなオブジェがお出迎え。すごく可愛すぎます…!これは当時子供だったファンにはたまらない展示ですね。ちなみに、取材スタッフは今回の展示で緑の食べ物がほうれん草だということを初めて知りました(笑)。今までずっと海藻だと思ってました…。

食卓を囲むピングーとピンガ

さらに会場内では制作当時の貴重な資料が展示されており、絵コンテやコマ撮り用のタイムシートなど、ファンだけでなくアニメーションを勉強している方も必見です。

押して・回して・引っ張ってピングーを動かそう!

会場の中盤では、スロットになっていたり、レバーを回したり、引っ張ったりと体を動かして楽しむ展示も盛りだくさんです!展示は操作する動きとアニメーションが連動しており、自分でピングーたちを動かしているみたいで楽しいです。展示の一部では操作するスピードやタイミングによって再生されるアニメーションが変わるため、何回も遊びたくなってしまいます!取材スタッフお気に入りはボタンを押してダンベルを持ち上げるピングー。押している間、ピングーがブルブルしながら頑張ってダンベルを持ち上げている姿は思わず応援したくなります…!MAXまで押すと最後に面白いピングーが見れるのでぜひ(笑)。他の体験型展示でも表情豊かなピングーたちのアニメーションを見ることができるので、お気に入りの表情のピングーを探すのもおすすめです♪

ダンベルを持ち上げようとするピングー

会場内ではいたるところに表情豊かなピングーのパネルが展示されており、それを見て回るのも楽しいです。アニメを見てから行くと「あの時のシーンの表情だ!」という発見もあり、違った角度でも楽しめます。

取材スタッフお気に入りの表情

もうひとつ取材スタッフが気に入ったのは自分の顔がピングーたちの顔になるモニター!顔を隠したり、モニターの外に出たり入ったりすると顔が変わるので、自分たちのお気に入りの顔になるまで遊んでいました。モニターは子供の背の高さや大人の背の高さに合わせて配置されているため、親子で楽しめること間違いなしです!

この顔でオンライン会議に参加したいです(笑)

最後はピングーになりきってダンス!

体験型の展示によって身も心もピングーになりきったところで、いよいよ最後のエリアではダンスチャレンジの動画が待ち構えています。ピングーたちの動きを覚えて一緒に踊るのですが、準備体操的なパートもあり、その時のピンガがとっても可愛いです!取材スタッフは踊りがからっきしダメなので、ニコニコしながら見ていましたが、ダンスパートが進むにつれてだんだんスピードアップし、動きもちょっと人間には難しいかな…という具合に(笑)。クライマックスとなるファイナルステージは想像の斜め上を突き抜けるほどのぶっ飛び具合で、涙が出るほど大笑いしました(笑)。子供も大人も大爆笑間違いなしなので、ぜひ実際に観に行って、踊ってほしいです!ただし、くれぐれも無理はしないでください(笑)。

この時はまだ踊れそうでした(笑)

ダンスチャレンジエリアの向かい側には、ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さんとのコラボレーション作品も展示されています。田中さんが過去に制作した3点のほか、今回の展示会のために制作された新作1点が展示されており、どれもユーモアあふれるキュートな作品で癒されました。ただ、後ろのほうからダンスチャレンジの音楽が聞こえてくるので、そのギャップもすごく面白いです(笑)。

ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さんとのコラボレーション作品

プロデューサー・田中さんインタビュー

今回、ピングーのブランドプロデューサーの田中さん(株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツ)にインタビューさせていただきました!

キャプション:プロデューサーの田中さん

―田中さんはもともとピングーを見て育った世代ですか?

はい。子どもの頃からピングーが好きで、食玩などもたくさん集めていました。もともとは営業職だったのですが、プロデューサーを担当する機会をいただいた際に、「やるならぜひピングーを担当したい」と希望し、現在に至ります。

―そしてこれを実現されたんですね!

社内でも「やっていこう」という声が上がっていて、そうした後押しもあって実現できた部分があります。

―特に「これは実現したかった!」という展示はありますか?

特にこだわった展示のひとつが、入口に設置しているピングーとピンガの食卓を再現したFRP(繊維強化プラスチック)オブジェです。あの食卓のシーンは、多くの方の記憶に残っている場面のひとつだと思います。魚や謎の丸い食べ物など、「食べてみたい」「あれは何だろう」といった声をSNSでもよく見かけていたので、実際にその世界観の中に入り込んで、一緒に写真を撮って楽しんでいただける展示にしたいと考えました。

また、中山館長もお話しされていましたが、自分の声をピングー語に変換できる体験展示もぜひ実現したかった企画です。ピングー語を再現するのは技術的にも難しい部分があると思っていたのですが、技術担当チームが開発を進めてくれました。
実際に自分が話したことがピングー語になるのを、かなり再現性高く実現できたと思っています。声のトーンやニュアンスによって聞こえ方も少し変わるので、そのあたりも含めて楽しんでいただける展示になったのではないかと思います。

ピングー語に変換できるマシン

―実際ピングー語を体験しましたが、すごく面白かったです!ピングー語に変換されるマシンは、プレスリリースなどで事前に知っていたのですが、体験型の展示が思いのほかいっぱいあってすごく楽しんでしまいました。

もともとピングーはクレイアニメーションなので、自分でピングーを動かせるような体験を実現するのは難しいと思っていました。以前から展示でやってみたいことのひとつだったのですが、本当に実現できるかは夢のような話でしたので、今回、技術チームのおかげで形にできたのはとても良かったと思っています。

―そうだったんですね。ダンベルを上げるやつも、押す力加減で終わり方が違うなと思って。

そうですね。オルガンの展示も、回す度に積み上がるものが変わるようになっていて、ちょっとした遊び心のある仕掛けを入れています。

―今回、ミニチュア写真家の田中達也さんとコラボされていますが、コラボに至った経緯をお聞かせください。

田中達也さんが、これまでご自身の作品としてピングーをモチーフにした作品を発表されていたことは以前から拝見していました。実は過去にもコラボレーションのお話をしたことがあったのですが、さまざまな事情もあり実現には至りませんでした。
今回は「遊園地」というテーマがあり、身近なものを見立てて新しい世界をつくり出す田中さんの表現は、このテーマに非常にマッチすると感じました。そこで、ピングーを自由な発想で表現していただきたいと思い、お声がけしました。
みなさんも画面上では過去の作品をもちろん見たことがあるかと思うのですけど、ぜひ実物ならではの魅力を会場で体感していただきたいです。
また、今回はこの展覧会のための新作も1点制作していただいていますので、そちらもみどころのひとつになっています。

―個人的に田中達也さんのコラボグッズを見るとすごく買ってしまうので、今回もたくさん買ってしまいそうです(笑)。本展示会ではピングーのグッズが100点以上あるということで、その中でもこだわりの商品はありますか?

そうですね…、いろいろあるのですが、ふたつ挙げるとしたら「パタパタクロック」です。当社のデザイナーがかなりこだわって作った商品で、時間ごとに違うイラストが入っています。真夜中にしか見られないシーンもあるので、どの時間に見ても楽しめるんです。細かな遊び心がたくさん詰まっているので、ぜひ注目していただきたいですね。

パタパタクロック

もうひとつは「FOODマスコット PINGU™」です。こうしたフードモチーフの商品は海外では展開されているのですが、日本のファンの方からもSNSなどで「日本でも販売してほしい」という声を多くいただいていました。そこで今回の展覧会のテーマである“遊園地”に合わせて、「遊園地で食べるフード」をモチーフに商品化しました。
ファンの皆さまの声やSNSでの反応も参考にしながら開発したアイテムなので、展覧会のテーマにもマッチした、ニーズに合った商品になったのではないかと思っています。ぜひ手に取って楽しんでいただき、可愛がっていただけたら嬉しいです。

FOODマスコット PINGU™。紙袋風ぬいバッグも!

―最後に、これは感想になるんですけど、最後のほうの展示エリアにあったダンスがすごくぶっ飛んでいて良かったです(笑)。

本当に想像以上にアクティブな展示なので、大人が本気で挑戦するとケガをしてしまうかもしれません(笑)。ちょうど夏休みの時期でもありますので、ぜひお子さんたちに思い切り楽しんでいただき、ご家族で一緒にワイワイ体験してもらえたら嬉しいですね。

―あと、私も子供の頃ピングーを見ていたんですけど、断片的にしか覚えていなくて。なので、実は今回展示を観に来る前に動画配信サイトでピングーを見直してきました(笑)。改めて見るとどんどん記憶がよみがえってきて、展示自体も「あ、このクレイモデルはこのシーンの時だ!」っていう楽しみ方もできました。

私たちとしては、この展覧会をきっかけに、来る前や帰った後にアニメ作品も見てもらえたらと思っているので、まさにそれを体現していただいていて嬉しいですね。

会場には巨大なピングーも!

©2026 JORKER.


「可愛いだけじゃない!?ピングー展」という名のとおり、展示全体にさまざまなピングーの魅力が詰まっていて、子供の頃以上にピングーが好きになりました!今回記事では紹介しきれなかった面白い展示がまだまだたくさんあるので、読者のみなさんにはぜひ実際に観に行っていただければと思います♪ちなみにショップのBGMがダンスチャレンジの音楽だったので、未だに耳に残っています(笑)。実は取材スタッフ、取材後もピングーのアニメを見続けているほどはまってしまったので、会期中にまた行きたいと思います♪

「可愛いだけじゃない!?ピングー展の事務局スタッフのみなさん、プロデューサーの田中さん、お忙しい中取材を受けていただきありがとうございました!


【展示会情報】
可愛いだけじゃない!?ピングー展
会期:2026年7月10日(金)~2026年9月6日(日)※会期中無休
会場:YURAKUCHO MUSEUM(東京・有楽町)
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目5番1号 東京国際フォーラム地下1階
ご好評につき、 8月1日(土)より営業時間の延長が決定!
開館時間:10:00~19:30(最終入場19:00)
土日祝、8月10日(月)~14日(金)10:00~21:00(最終入場20:30)
主催/企画:ソニー・クリエイティブプロダクツ

[Information]
可愛いだけじゃない!?ピングー展
公式HP:https://pingu-exhibit26.jp
公式Instagram:https://www.instagram.com/pingu_exhibit26/
公式X:https://x.com/pingu_exhibit26

ピングー公式HP: https://www.pingu.jp/
ピングー公式Instagram(@pingu_jp): https://www.instagram.com/pingu_jp/
ピングー公式X(@pingu_jpn): https://x.com/pingu_jpn
ピングー公式YouTube(@Pingu): https://www.youtube.com/@Pingu

YURAKUCHO MUSEUM
公式HP:https://yurakuchomuseum.jp
公式Instagram:https://www.instagram.com/yurakucho_museum/
公式X:https://x.com/yurakuchomuseum
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