初心者でも経験者でも楽しめる
体験型レコードカフェ「RECOCO」に行ってきた!

COLUMN
Edit by Shiritaikun
席で自由に好きなレコードを聴くことができる新感覚カフェ「RECOCO」
今回は2店舗あるうちの「RECOCO渋谷」にお邪魔しました。

<上司>🐔
レコード歴44年。
好きなジャンルは洋楽。


<シリタイくんスタッフ1>🐥
レコード初心者1。
好きなジャンルはイタリアンポップス。
聴いているアーティストがニッチ過ぎて、日本で流行らないのが悩み。


<シリタイくんスタッフ2>🐣
レコード初心者2。
好きなジャンルはロック。
朝のお天気お姉さんの服装解釈違いが最近の悩み。


私達は日頃、アナログレコードの流通に携わっています。
レコードを取り扱う会社の一員として、
「一度もレコードを触ったことがなくて、良いのだろうか・・・」
こうした疑問から立ち上がったのが“レコード体験企画”です!

そんな時に、レコードを気軽に体験でき、なおかつカフェとして楽しめるという、なんとも都合の良い場所を発見!
ということで、今回は「RECOCO渋谷」にお邪魔し、レコードの魅力を体験してきました。

今回参加したのは、レコード経験者と未経験スタッフ2名。
経験者と未経験者の視点で「RECOCO」の楽しみ方を紹介します。

□RECOCOとは?
渋谷・下北の2か所にあるアナログレコード専門カフェ
ドリンク、デザートのカフェメニューとともにレコード体験を楽しめます
全席電源・無料Wi-Fiを完備で作業スペースとしても利用可能

RECOCO渋谷。渋谷駅c1出口から徒歩4分に位置。

利用方法は、レジでカフェメニューを注文してから空いている席を選択します。
席は1階と地下1階があります。
※基本的には全席指定席のため、混雑時はお席を自由に選べない場合があります。

プレーヤーは各テーブルに1台設置されていて、ヘッドフォンも人数分用意されています。
レコードは地下1階で選べます。

今回私達は、地下1階のレコードが取りやすい席を選択しました。

落ち着いた雰囲気の地下1階

□お店のシステムについて
・システム:チャージ(入場料)+1ドリンク制
・完全キャッシュレス制(クレジットカード/PayPay/交通系IC/QUICPay/iD)
・無料Wi-Fi/電源あり
・LINE会員割引&学生割引あり(LINE会員は当日無料でご登録いただけます)
・全席指定席・混雑時90分制
・ペット同伴不可
・席予約不可
・全席禁煙
・レコード持ち込み不可(防犯上の観点から不可としております)
・店舗駐車場なし(近隣に複数コインパーキングあり)

カフェメニューではレコードにちなんだオリジナルメニューを楽しむこともできます。
今回はお店名物のレコード型バームクーヘンを注文しました。

紅茶・アイスコーヒー¥550(税込み)レココバームクーヘン¥605(税込み)

注文後、ドリンクを作ってもらっている間にレコードの使用方法について5分程度の動画を見ます。
レコードの取り出し方から、セットの仕方、NG行為について簡単で分かりやすく説明されているので初心者だけで来ても安心です。

準備が整い、いざレコード体験!

多数のレコードから1回3枚まで席に持っていけます。

〈初めてのレコード体験〉

まずは、上司のお手本!取材時にコラボ中だったオリヴィア・ロドリゴ3rdアルバム『you seem pretty sad for a girl so in love』を聴いてみます。

□ターンテーブルの使い方
1. レコードをターンテーブルにセット
2. スタートボタンを押す
3. つまみで音量を調整

🐔:おじさん達は針を手で持って落とすとこから楽しいんだよね。これはフルオートだからボタンを押すだけでできて簡単だね。

早速、スタートボタンを押して音楽が流れるのを待ちます。
・・・なんだか音が速い?

🐔:これは回転数が合っていないかもしれない。

🐥🐣::回転数とはなんでしょう?

《上司のレコードワンポイント講座1》
・レコードの回転数(RPM)
レコード盤はサイズによって1分間に回る回転数(Round Per Minute)が決められており、それぞれ再生時間や音質が異なります。
基本的には、33RPMと45RPMの2種類です。

回転数はジャケットに記載されているので、最初にターンテーブルのスイッチを切り替え、数値を合わせる必要があります。

より高度な機器になるとアームの針圧など細かな調整が発生するようですが、RECOCOは初心者でも簡単な仕様となっており、スイッチを押して回転数を合わせればOKです。

気を取り直して、いざ試聴!

記念すべき1枚目Olivia Rodrigo『you seem pretty sad for a girl so in love』

🐣:針の動きをずっと追っているだけで楽しいです。

🐔:一人でぼーっとするのに良いね。ヘッドフォンで周りに音が漏れないから作業スペースにもできるし、ここで何かするには良さそう。

🐥:確かに1人でも来やすいし、時間を決めて作業する際や、気分転換に最適ですね。

取材日は、平日の一番混まない時間にお邪魔しましたが、それでもレコードを楽しむ方がちらほら。男女二人組、海外の方、お一人で楽しむ方など様々な方がいらっしゃいました。

ヘッドフォンの音量も一人一人、調整が可能です。

🐔:ヘッドフォンの右左、ちゃんと合ってる?ヘッドフォンは両方で聴いてかつ、左右合ってないとだめだよ。

普段あまり意識することはありませんが、レコードは勿論音楽作品のほとんどは左右の音の配置にもこだわって制作されています。
なので、左右を逆にしてしまうと制作者が意図した音の構成を楽しむことができません。

🐣:逆にしてました・・・。

次の曲に変える時は、針横の持ち手を握ってレコードのトラック(溝の空いている所)へ移動させ、レコード盤へ落とします。

🐔:レコードの表面をよく見ると溝になっているでしょ?この彫り込まれた溝の幅とか深さとかで音楽の情報(音量・音楽の高低差、音の左右)が収められているんだ。一般的に言われるのは、レコードは音のレンジが広い(情報量が多い)から音に深みがあり豊か。ただそれって人には分からないとも言われていて(笑)。でもやっぱり実際に聴いてみると音が良い感じがするよね。

〈音以外の楽しみ方〉

ここで初心者組、初めて自分でレコードをセットします。

🐣:取り出すだけで緊張しますね。

🐔:袋から取り出したり、広げたり、しまって交換するのも楽しさのひとつだよ。

🐥:思ったより重さがあります。

🐔:重量がある方(重量盤)が通常盤に比べて厚みがあって、安定して針が音をしっかりと拾うから音質が良かったりする。これは通常盤かな。聴き比べてみると楽しいよ。

セットは初心者でも一人で簡単に行うことができました。
盤面に触れないように注意さえすれば問題ないです。
レコードは基本的にA面B面と両面になっているので裏も触らないように注意しましょう。

《上司のレコードワンポイント講座2》
・レコードのA面B面
レコードはタイトル曲・リード曲が収録されたA面(表)とカップリング曲などが収録されたB面(裏)があります。
海外ではSide 1 / Side 2の表記が一般的で最近は日本でもこっちの表記が増えてます。

RECOCOの動画でもレコードの持ち方が説明されています。

レコードに傷がつくと、音がプツプツとなってしまったり、飛んでしまったりします。一度傷がつくともう元には戻せないんだとか。

針の深さ/重さを調整して圧をかけることで、溝にそって音を拾わせる(傷のせいで音が飛んでしまうことを防ぐ)こともあるそうですが、針が摩耗したり盤傷がついたりする可能性も高く、次に聴いた時にレコードが削られるかもという問題もあるようです。

🐔:だから、レコードは同じ物を何枚も買う人が多い。

🐥🐣:DJのスクラッチは?

🐔:スクラッチは溝のとおり回してるから、動作自体で傷がつくわけではない。 ただ痛むのは早かったりする。

ミックスやスクラッチをしてプレイするために作られた機能性特化の「DJ盤」があるんだとか!

Michael Jackson『Thriller』

🐔:音を聴くだけじゃなくてジャケットの色んな情報を見ながら楽しむのもよし。歌詞カードや挿絵とか。

🐥:なるほど。想いを馳せるんですね。

歌詞カードを見ながら楽しむ様子

🐔:レコードは基本的に内側にいくほど音質が悪くなる。だから、2枚組にしたりあえて2曲分しか入れないとかもある。

たしかにマイケルのレコードをよく見ると中心まで彫っておらず、手前で終わっています。
音への確かなこだわりを感じますね。

🐔:あとジャケットのバーコードにも注目! バーコードは70年代からあるが基本的に古いレコードにはついてないんだよね。 バーコードがついてるものは比較的新しめのもの。 ピンク・フロイドのこれとかジャケットの素材にもこだわりを感じるでしょ。クレジットもデザイナーも今だったら誰だろう、他になにやってる人とかネットで簡単に調べられちゃうけど当時はジャケットに入ってる情報だけが全てで、そこからレーベルの傾向とか考えたり知るのが楽しかったんだよね。

ジャケットそのものがアート!Pink Floyd『Dark Side of The Moon』

🐔:あと日本版だと歌詞の対訳が入っていたり。音以外にも楽しめる要素がたくさんあるのがレコードの良さ。

久石譲『天空の城ラピュタ イメージアルバム 空から降ってきた少女』

🐥🐣:カラー盤のディスクも可愛くて視覚的な楽しさがありますね。

🐔:昔は、基本的に黒のほうが余計な情報が入らず、音が良いと言われていたからカラー盤ディスクは聴く用ではなく見て楽しむ物だったけど、最近の物は技術が進化して音に影響しないみたい。これも音が良いね。

現代の技術を感じるレコード藤井風『LOVE ALL SERVE ALL』

「そろそろ30分くらい経ったかな?」と時計を見ると、すでに1時間以上経過していました。
3人とも完全に仕事を忘れて没頭してしまうところでした・・・。

初心者組もすっかりレコードに夢中になっており、レコードの魅力を存分に体感できました!

初心者でも、普段からレコードに親しんでいる方でも、それぞれの楽しみ方でとても充実した時間が過ごせます。

「RECOCO渋谷」さん、撮影に応じていただき、ありがとうございました!

[Informtion]
●RECOCO
https://recoco.cafe/

●レコードカフェRECOCO渋谷
住所:〒150-0002東京都渋谷区渋谷3丁目1-10 IRIE FIRST PLAZA 1階
営業時間:11:00~21:00 (LO 20:30)
定休日:なし (年末年始は店休日あり)

・Instagram:https://www.instagram.com/recoco.cafe/

●レコードカフェRECOCO下北沢
住所:〒155-0031東京都世田谷区北沢2丁目9-2 ARISTO下北沢 地下1階
営業時間:11:00~21:00 (LO 20:30)
定休日:なし (年末年始は店休日あり)

・Instagram:https://www.instagram.com/recoco.shimokita

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