圧倒的な品揃えも健在!2021年に移転しリオープンした世界最大級の音楽ソフトメガストア「Amoeba Music」ハリウッド店を訪れた

FEATURE
Edit & Text by Shiritai Kun Photo by Yoshie
圧倒的な品揃えを誇る世界最大級のCDショップ「Amoeba Music」。
今なお根強いパッケージメディアファンのリクエストに応え続けている。ハリウッド新店舗の21年リオープンまでの経緯、常連客の反応や店舗の今、また、後編では実店舗/オンラインでの販促活動について、また、なぜAmoebaにくるお客さんが手に取れる実物の商品を求めているのかについて、Amoeba Musicマーケティング・ディレクターKara Laneさんにお話を聞いた。
Kara Lane
Amoeba Musicマーケティング・ディレクター。2021年春にリオープンしたハリウッド店のディレクションを担当し、Amoeba Music全体のフィジカル/デジタル・マーケティングを指揮している。

新品・中古の売買を行っているので、在庫は日々入れ替わっており、探しているものは、ほとんど見つかると思う

Amoebaの歴史について簡単に教えて頂けますか?

Amoebaは、1990年、バークレーのテレグラフ通りに1号店をオープンさせました。続いて、1997年にサンフランシスコ店、そして2001年に最後のハリウッド店をオープンさせています。Amoeba Musicは、ミュージシャンと音楽好きなメンバーによって立ち上げられ、創業以来、あらゆる個人の音楽ファンを、ユニークで活気あふれる私たちのショップに迎えてきました。

売れ筋のトップ40を始め、選りすぐりのアンダーグラウンドなロックやヒップホップ、ソウル、エレクトロニカ、最新のジャズとクラシック・ジャズ、ワールド・ミュージック、ルーツ音楽、実験音楽まで、ありとあらゆる音楽と映画を取り揃えています。また、店内に所狭しと並べられた手頃な価格のDVDやアナログ・レコードの品揃えも豊富です。ここでは、新品・中古の売買を行っているので、在庫は日々入れ替わっており、探しているものは、ほとんど見つかると思います。

ハリウッド、サンフランシスコ、バークレーに店舗がありますが、それぞれどのような特徴がありますか?

いずれの店舗も共通するDNAを持っていて、外観や雰囲気は似ていますが、そこに住む人たちやそれぞれの街の雰囲気が色濃く反映されています。そういった店舗の個性は、お店の壁のデコレーションやスピーカーから流れる音楽だけでなく、店舗スタッフとお客さんによって形成されています。

所狭しとディスプレイされた商品は圧巻の品揃え

Amoebaにはどんなお客さんが来ますか?有名アーティストやミュージシャンも来店していますか?

Amoebaに来る典型的なお客さんの特徴というのは特にありません。あらゆる年齢層、タイプのお客さんが来店しています。音楽、映画、本、ポスターといった、たくさんの種類の商品とジャンルを取扱っているため、店内では複数のコーナーを行き来するお客さんが多いですね。音楽を聴き始めたばかりのキッズから、レア・アイテムや廃盤を探し求める熱心なコレクターまで、みんなが何かを発見できるような、魅力溢れる商品ラインナップを心掛けています。

買い物や、メディアのインタビューで著名人が頻繁に来店していて、「What’s In My Bag」(アーティストがお気に入りの音楽や映画を紹介するAmoebaのYouTube動画)の撮影もあります。

CDよりもレコードの方がたくさん売れていますか?新品よりも中古の方が売れていますか?

最近は、レコードもCDも、ほぼ同じくらい売れています。どちらも、中古の方が新品より売れています。

レコードとCD以外で何か販売していますか?

音楽部門では、レコードとCDに加え、SP盤やカセットを販売しています。それから、映画(Blu-ray, DVD, VHS, レーザーディスク)、書籍、ポスター、Tシャツ、ステッカー、ピンバッジ、コレクターグッズも取り扱っています。

音楽ソフト以外にも英語版コミック、その他オリジナルグッズなども展開

今後のインストア・イベントの予定は?

コロナの影響による長期に渡るイベントの休止期間を経て、再び、ライヴやサイン会のためにアーティスト達を迎えることが出来るのは、本当に嬉しいことです。最近のイベントとしては、Billie Eilishのシークレット・アコースティック・ライブや、MUNA、Linda Lindas、J-Roccのライブ、Jack Harlow、Kehlani、Trixie Mattel、DPR IAN, Courtney Burnett、Hayley Kiyokoのサイン会などを行いました。今後もご期待ください。

時がたつにつれ、外出規制がある限りサンセット通りの旧店舗を再開出来ないので、新店準備に注力すべき、という考えに至りました。

ハリウッド店移転の経緯と、新店舗のオープンについてお聞かせください。

私たちは数年に渡り、新店舗のための場所を探していました。(旧店舗のビルが、開発のためオーナーにより取り壊しになったので、あまり時間が無いことは知っていました)コロナ以前に、新しい物件は既に確保できていたので、工事が完了するまでの短期間、休業して引越しを終えるつもりでした。

しかし、新型コロナウィルス感染拡大によって、私たちは全4店舗の休業を余儀なくされました。時が経つにつれ、外出規制がある限りサンセット通りの旧店舗を再開出来ないので、新店準備に注力すべき、という考えに至りました。

新店舗の特徴、旧店舗との違いを教えてください。

新店舗は、間取りが広々としていて、旧店舗のようなエリア区分や仕切り壁がありません。また、窓が多く、自然光がたくさん入ってくることも喜ばしい点です。売場スペースは以前とほぼ同じなので、旧店舗と同規模のタイトル数と商品点数を取り揃えています。私たちは数年に渡り、新店舗のための場所を探していました。

常連客からの反応はどうでしたか?

常連のお客さんからは、驚くほど良い評価を頂いています。広々とした店舗レイアウトになり、自然光で売場がとても明るいので、お客様が各コーナーを見つけやすくなったようです。

LAの音楽シーンの動向はいかがですか?コロナ前後で何か変化はありましたか?

コロナによる長期に渡る行動規制が解除されて、コンサートに行ったり、イベントのために集まれるようになったことは、ミュージシャンにとっても、ファンにとっても大変喜ばしいことです。みんなが外出して、素晴らしいショーを楽しんだり、屋内外問わずLAの様々なイベント会場に足を運んだりするのを楽しんでいます。

[information]
AMOEBA MUSIC: https://www.amoeba.com/

Berkeley
2455 Telegraph Ave. Berkeley, CA 94704
(510) 549-1125

San Francisco
1855 Haight St. San Francisco, CA 94117
(415) 831-1200

Hollywood
6200 Hollywood Blvd. Los Angeles, CA 90028
(323) 245-6400
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