日本の子どもが英語好きになるには?~子どものための英語教育に寄り添う出版社『mpi松香フォニックス』~【後編】

FEATURE
Interviewer Yushi Ibuki and Sakura Kubo edit by Shiritaikun
楽しく英語の音を聴いて発音を身につけるチャンツシリーズや自分の考えを書いて伝える『TAGAKI』シリーズなど、子どもが楽しみながら学べる英語教材を数多く出版している株式会社mpi松香フォニックス。会社が出来たきっかけや、教材に込められた思いやエピソードなどを竹村社長と金子さんに詳しくお聞きしました。
<株式会社mpi松香フォニックス>
株式会社mpi松香フォニックスは、日本の全ての子どもたちが世界市民として他の様々な文化の国の人と友好的に共生・共感するための国際共通語である英語とそれを使うためのユーモアやコミュニケーション能力を身につけることができるよう、
「子ども」 「英語の先生」 「保護者」
をサポートすることをミッションとする英語教材の出版社。
「子どもは未来からの留学生です。」というキャッチコピーを掲げ、常に変化していく世界の中で、日本の子どもたちのために何が一番必要かを見極め、出版・教育・情報の分野で常に発信を続けている。

特許を取得した学習法『TAGAKI』シリーズ

―『TAGAKI』シリーズは本当に多くの学校で採用されていると思うんですけれど、具体的にポイントを教えてください。

竹村社長:
この教材、お陰様で25万部突破しました。

―すごいですね!

竹村社長:
最初は「タガキさんですか?」とか「何なんですか?」とか言われたりして(笑)。“多く書く”という意味で『TAGAKI』なんですけど。なぜ『TAGAKI』なのかというと、創設者の松香洋子がモンゴルに行った時に現地の書店で英語教材を3冊買って帰ってきました。その本には日常的なものから世界情勢までの幅広い約600のトピックについての例文が英語とモンゴル語で書かれていたそうです。モンゴル語が分からない松香は何のための教材なのかははっきりとは分からなかったそうなのですが、この教材を見てビビっと来たそうなんです。「世界の人はきっと共通のトピックについて考えていて、これらのトピックを英語で話せるようになったら、世界中の人とつながることができるじゃないか!」とひらめいたのが『TAGAKI』が誕生した瞬間です。日本の英語ライティング指導はいまだに和文英訳が中心で、自分の意見を書くのではなく、与えられた日本語を英文に訳すが主流ですが、松香は「そうだ!普遍的なトピックについて、自分の意見を考えて、書いて、伝えられるようになればいいんだ。」と思いつきました。これが原点です。例えばAquariumというトピックでは、「水族館に行きました。あなたはどれを見たい?どれに触りたい?触りたくない?」について選択肢(「触りたい?触りたくない?」に対する海の生き物たちの)を10個提示して、その中から自分で考えて、テキストを見ながら書いて、今度は見ないで書いてもらう。最後に原稿を見ないで発表してもらうんです。ただ書くのではなくて、自分の言葉として書いて、自分の言葉として覚えて、それを発表し合う。「え、君それが好きだったの?」とか「それ触りたかったの?」とかコミュニケーションにもつながります。そこがすごく重要なんですね。大人の方も使ってくださっているんですけど、「言われたものを覚えることは何度もあったけど、自分の気持ちを考えて書くという活動をしたことがなかった」とよく感想をいただきます。自分で考えたことを、自分で相手に伝えるこの一連の活動は、英語だけでなくメンタル面も鍛えられるんです。また、『TAGAKI』は添削をしないライティング教材として位置付けています。最初のうちはもちろん、子どもたちはピリオドを忘れたり、スペーシングがおかしかったりしますが、先生が一方的に添削をすることなく、子どもたちに自分の間違いに気付かせるように仕向けます。だんだん「あ、そうだ、ここは離すんだ」と自分で自分の間違いに気付くことができるようになります。徐々に自分の力で進んでいくことができるようになるのが『TAGAKI』シリーズの特徴です。10が終わったら20、30とだんだんと階段を上り、最終ステージではSDGsについて意見が言えるようになります。
日本の私立小学校だと10、20を使ってもらっていて。理想は高校生ぐらいまでにSDGsを使わせたいと思っていますけど、実際は大学で使われているのが現状ですね。

『TAGAKIシリーズ』
有名私立中学校など、多くの教育機関で採用されている。
『TAGAKI』より易しいレベルのワークブック2冊と指導本まで合わせると全11冊で構成される。

―本当に色々なトピックが掘り下げられていて。私も中学生くらいの時にトライアルで体験したんですけど、すごく楽しかったです。その時も年齢関わらず、友達と違う意見だったりで本当にコミュニケーションも生まれやすくて。
先ほどもあったように、自分の意見を言うってところが特許につながったのかと思うのですが、そこまでに至った経緯や取得後の反響を教えてください。

竹村社長:
実は私たちも何かを発明しているわけではありませんので、「学習方法」で特許を取るのは無理なのではと思っていました。特許庁からも色々と質問が来て、何度も説明するなど、紆余曲折ありましたが、申請してから約3年で取得いたしました。学習法で特許を取れたというのは他にはあまりないようなので、私たちも大変うれしかったです。お教室の保護者さんとかは大喜びで、「こんなすごい本使わせてもらってありがとうございます!」みたいな反響はすごく多かったですね。

―そうなんですね。特許を取得される前からもやはり賛同の声は徐々に徐々にあったんですか?

竹村社長:
そうですね。『TAGAKI』は自分の考えを伝えることを大事にしている教材です。自分の考えたものを人に伝えたり、発表するコミュニケーションのツールとして使ってもらっています。トピックが各冊50もあるので、海外に行っても、話す内容に困らなかったという感想もよくいただきます。現地の人と話をするときは、話題がやはり大切ですよね。さまざまなトピックについて自分の意見が言える力がついたのはすごく強みになったというお話もありました。

―この『TAGAKI』っていう名前もインパクトがあって、1回で覚えられますよね。

竹村社長:
そうなんです。『TAGAKI』もそうなんですけど、弊社では教材タイトルも全て社内で投票を取ったり、取引先の方にも色々とご意見を聞きながら決めています。商品名にも結構こだわっていまして、『TAGAKI』の名前も商標登録を取得しています。

―そうなんですね!名前もそうですが、表紙にもしっかりとゴールが書いてあるので、レベル決めという点においてもすごく分かりやすいですよね。

竹村社長:
ある私立中学の1年生にこんな取り組みをしてもらいました。英語の学力的には英検でいうと5~4級の子がいたり、2級の子がいたりとばらつきがあったのですが、夏休みの宿題として『TAGAKI』の10から50から自分で好きなものを1冊選んでもらいました。生徒たちから「教科書を選べるのが楽しい」と好評で、宿題もしっかりやってきたそうです。個別最適化という言葉も最近はよく聞かれますが、子どもたちが自分のやりたいものに取り組ませる。これからはそういう風なところも増えていくんじゃないかと思います。

―確かに、小学校の義務教育の中で英語が進んだからこそ、結構差は出来てしまっているところはありますよね。

竹村社長:
そうなんです。今、中1ギャップっていうのが問題になっていますよね。もちろん民間の英語教室に行っているお子さんもいるけれども、中1になると急に語彙数が増えてきたりするので、そこでついていけなくて英語が嫌いになってしまう子どもたちが今すごく増えています。私たちはフォニックスが特に重要と考えています。もう少し小学校のうちに基礎基本を身につけさせて、自分で読む力を身につけてから、中学に進んでほしいと願っています。なんとかその点を民間企業としてバックアップを出来たら良いなと思っています。

―中1ギャップみたいな感じで挫折してしまう子どもたちはいそうですよね。子どもたち自身が英語を楽しく学び続けていく上で重要だと思うことはありますか?

竹村社長:
やっぱり「英語が好き、楽しい」って思えないと、途端に嫌になってきちゃいますよね。だからこそ、小学生のうちに基礎基本をしっかり身につけられると良いなって思います。私たちが考える基礎基本はたくさんの英語音声に触れて、音と文字の関係性に気付かせることです。中学生が英語でつまづく一番の理由が「読めない」です。ですので、中学生になる前に英語の文字と音の関係(フォニックス)を知っておくと「読み」に対するハードルは下がると思っています。ひとつの言語を学ぶために約2000時間のインプットが必要と言われていて、mpi English Schoolsでは子どもたちに年間200時間の音声インプットをしましょうと伝えています。週1回教室に通うだけですとなかなか到達はできないので、保護者の方にご協力いただいて、ご家庭でも毎日英語音声に触れるようにお願いしています。ただ、小学校ではそこまでやれていないので、なんとかバックアップしたいなと思っています。

―2000時間!

竹村社長:
5分とか15分とか短い時間を続けてやっていくっていうのが本当に重要だと思っています。言語って毎日の積み重ねがすごく大事です。

 

子どもたち自身が自分の成長を感じられる

―先ほどもお聞きしましたが、『TAGAKI』って分かりやすいスタイルが本当に特徴的だと感じてまして、このスタイルを確立するまでにあった試行錯誤や開発秘話、印象に残られたことなどはありますか?

竹村社長:
『TAGAKI』は松香洋子中心に試行錯誤しながら、現在のシンプルな形にするまでに3年くらい掛かりました。途中、イギリス、オーストラリアの現地の教育関係者の方からご意見をいただいたりしました。添削を必要としない英文の工夫、書きたくなるトピックの選択、小学生から社会人までの幅広いトライアルなど挙げたらきりがありません。また紙面構成を極力分かりやすくシンプルにすることにも非常に苦労しました。

金子さん:
私たちは“自律”というところをとても大切にしておりまして。『TAGAKI』は3つシリーズがありますが、どのシリーズも同じパターンで構成しました。なので、先生が一度やり方を説明したら自分で学びを進められるようにできています。アルファベットからSDGsまで、考えて書いて、書いたものを覚えて誰かに伝えるというステップが繰り返されているので、先生が毎回ああだこうだ説明しなくても自分のペースで進めることが出来ます。英語学習はなかなか子どもたちが自分の成長を実感できないんですよ。日常的に言葉(英語)を発することもないので、英語教室というすごくクローズな世界で先生だけが子どもたちの成長を知っている、というところが残念ながらあります。『TAGAKI』シリーズは「あ、こんなに書けるようになった!」「自分の意見がスラスラ言えた」とか自分の成長を感じられて、そこから自律につながる点が大きな特徴だと思っています。「この教材が一番好き!」って子どもたちが言ってくれることが多いのも、自分で学びを進められるからなんだと思います。

竹村代表とともにmpiを支え続ける金子さん。過去には英語教室の先生としても活躍。

─自己成長がすごく感じやすいということですね。

金子さん:
そうですね。結局やる気が続かないと、子どもたちはだんだん英語学習が嫌いになっていくので、そのモチベーションをどうキープしてあげるかが大切です。『TAGAKI』をやる度に前よりちょっと出来るようになったと感じてもらえるように工夫しました。

竹村社長:
学校や塾によっては、子どもたち自身がトピックを選ぶこともあります。先生に決められたものではなく、自分で選んだトピックについて話せるのは楽しかったりしますよね。選ぶところから自分の気持ちが出せるので。普通、教科書って必ずUnit1から順番にやりますよね。その点で『TAGAKI』は自由度があります。

金子さん:
子どもたちに選択権をあげるっていうのはやる気につながるひとつだと思います。

―「宿題やりなさいよ」って言われるとやらないけど、自分で好きなところ、学びたい内容をやってきて良いとやる気がでますよね。

竹村社長:
そうそう(笑)。『TAGAKI Advanced 1 Three Reasons』ではトピックについて3つの理由を考えて、書いて、話す活動をします。例えば、「家とマンションどっちが良いか」というトピックについて自分の意見を3つの理由をつけて伝えるのですが、トピックに対して3つ意見を言えるようになると、相手を説得できる力が身に付きます。それはプレゼンテーションの能力にもつながります。

―後々ディスカッションとかにも役立ってきますね。

竹村社長:
実は『TAGAKI』を出した時に大人の方にe-Learningで体験してもらう機会があったんですよ。6500人くらいの方が参加されて、特に30代、40代の方たちに多く参加してもらいました。「英語で自分の意見を言う機会がこれまであまりなかったのですごい楽しかった」という感想をいただきました。大人にも、喜んでもらえるんだ、自分の意見を言えるようになることは大事なんだと思いました。

 

『TAGAKI』と試験の親和性

―検定など英語の試験が色々あると思うのですが、『TAGAKI』の“考えて書く”という点で親和性はありますか?また、子どもたちがどのように『TAGAKI』を使っていけば自分の力をつけられるか、アドバイスがあればお聞かせください。

竹村社長:
『TAGAKI』でライティングの力がついて実際に検定試験で役に立った、難なく解けたっていう声が子どもたちからも挙がっています。『TAGAKI』自体は試験の対策本ではないけれど、これをやっていることで基礎基本が身につくので、親和性はすごくあるなと思っています。日常的な話題とか自分の考えをEメールで書くとかいう問題も出てきているので、そういった意味では『TAGAKI』をやっていて良かったという声をいただくことが多くなりました。

―試験の対策本ではないところが、なんというか御社の取り組みの方に時代が追いついてきた感じがしますね。

竹村社長:
そうなんです、昔は全然誰もやっていなかったので。だから今はすごく競合が増えて大変なんです(笑)。

―本当に、ライティングが大事って言われてますもんね。

竹村社長:
そう、やっと言い始めたんです!日本の試験でもライティングで自分の考えを言う問題が出るようになってきたので。もっともっと需要が高まると期待しています。『TAGAKI』をやっていただければ、日本人としての英語の基礎基本は身につくと思います。

―ディスカッションだったり、プレゼンテーションだったり、自分の意見を伝える機会全ての基礎基本の土台作りが出来る教材になっているということですね。本当にトピックが豊富で、自分が知らなかったことを知れたり、視野も広がる、自分からも話題の提供ができるような教材ですよね。

竹村社長:
海外に留学されたお子さんがTAGAKI 50までを留学前にやってくれたのですが、「トピックが身についていたから本当に怖くなかった」と言っていましたね。別の生徒さんからは、相手と話す内容に困らないし、自分の意見として話すことができたのですごくありがたかったというお声もありました。

 

英語のディスカッションで衝撃を受けた子供たちの柔軟な思考性

―『バナナチャンツ』や『TAGAKI』など様々な英語教材を作られているということで、英語にまつわる思い出深いエピソードや面白いエピソードはありますか?

金子さん:
『QA-300』というディベート用教材に「山か海か」というトピックがあるんですけど、大人になってしまうと「うーん、特に意見無いかな~」ぐらいなのですが。今でも忘れられないのが、中学生クラスでこのトピックでディスカッションの練習をしていた時に海側の男の子が「海は荷物を持たずに簡単に行くことが出来る。海パンとビーチサンダルで行けて、手軽だから海の方が良い」と言うと、山側の子が「いやいや、今は宅急便が発達しているから近くまで持っていけばいいので問題ない」と返しました。自分たちの知っているシンプルな英語ですごく柔軟な発想でやり取りをしているのを見た時に、こういう柔軟な頭を持たないといけないんだと、20年ぐらい前なんですけど、すごく衝撃的なレッスンで今でも鮮明に覚えています。大人の硬い頭で子どもに接しちゃいけないんだなっていうのを思い知らされて、子どもの可能性をつぶさないようにと思った瞬間でしたね。QA300のトピックはパッと見るとすごく地味な感じのものもあるんですけど、子どもたちからすごく色んな意見が出てくるので、そこから大人が学ぶことがたくさんあります。常に私たちが学ばされているなと。

―子どもたちの脳って、今の時代のアップデートした最新のところで生きているからすごいですよね。

金子さん:
そうなんです!子どもたちの思考の柔軟性みたいなものをうまく引き出してあげるのが大人の役目だなと。母語だったらもっと難しいことで話しますけど、英語だから簡単な、身近なトピックで、あんまり考えたことがないことを考えさせるチャンスがあるのがうちの教材の良いところかなと思っています。

 

変化する時代や子どもたちの成長に合わせた商品づくりを目指して

―御社のこれからについてお聞かせください。

竹村社長:
子どもに英語という分野で46年間、出版社としてやらせていただいています。本当に世の中どんどん変わってきて、それこそChat GPTの登場でこの2年で大きな変化がありました。5年後10年後はもっと変わってくるだろうし、そんな中でどうやって生き残れるかは常に考えています。学習の環境はこれからもどんどん変化してゆくと思いますが、日本の子どもにとって書籍であれ、デジタルであれ、良い商品をこれからも作り続けていきたいと思っています。
また、以前、JICAの活動でウズベキスタンに行ったことがあるんですけど。現地で『小学校英語SWITCH ON!』を使った授業を試験的にやらせてもらいました。初めて英語動画を見るウズベキスタンの子どもたちがたった1週間でみるみる上達する様子だとか、声を上げて歌ったりしている姿を見た時に、mpiメソッドは世界共通なんだというのを感じて、日本だけじゃなく、今後は海外にももっと広げられたら良いなと思っています。mpiのカリキュラム、指導法は世界に通じると思っているので、もっとグローバルに広げていきたいな、そんなお手伝いが出来たらいいなと思っています。

金子さん:
“適期”という言葉をすごく大切にしているので、やみくもに先取りではなく子どもたちの成長に合ったものであったり、どんな環境でも、どんな特性を持っている子たちでも自律して自分で学び続けていける、いろんな学びのスタイルを持った子どもたちに対応出来る教材を愚直に作っていきたいと思っています。子どもたちが自分で学びたいという気持ちを掘り起こしていけるようなものを通して、子どもたちの教育に貢献していきたいなと思っています。

 

それぞれに合った学びのスタイル

―これから英語を勉強されるお子さんですとか、生徒さん、社会人の方、あとは子どもの英語を支えている保護者の方にメッセージをお願いします。

金子さん:
子どもたちにはやっぱり音が大事!小学校低学年までは音声を大切に、たくさんの音に触れてほしい。英語をもっとやりたいなと思うように導いてあげることが大切です。その後、フォニックスを取り入れたり、『TAGAKI』のような書くことで自分の成長を感じられるものなど、子どもたちの成長に合ったものを上手に組み入れてあげるのが大切だと思います。一方、大人の方はどうしてこの文法になるのかとか、どのシチュエーションでこの表現を使っていいのかなどの裏付けがないと一歩先に行けないと思うんですね。私もそうなので。それぞれのステージに合った学び方や教材を上手に組み入れられたら良いかと思います。大人の方は試験のような明確なゴールがあったほうがやる気につながったりすると思うので、そういうものを上手に組み入れて、ご自身に合った学びのスタイルを見つけられると良いと思います。

竹村代表にご来社いただいた記念を弊社エントランスにてパシャリ。

今回のインタビューを通して、株式会社mpi松香フォニックス社の教材は、子どもたちが楽しく学べるように工夫されていて、特に『TAGAKI』シリーズは自分の意見を表現する力を育むという点で画期的だと感じました。また、創設者の松香洋子さんをはじめとするスタッフの方々の日本の英語教育に対する熱い思いを知ることができました。竹村社長、金子さん、お忙しい中お時間いただき、ありがとうございました!


【商品情報】

今回インタビューでも登場した教材の一部をご紹介。

●TAGAKI 10
発売:2018年10月11日
価格:1,089円(税込)

https://x.gd/lwn20

●TAGAKI Advanced 3
SDGs:Problems and Solutions
(TAGAKI(多書き))
発売日:2020年9月16日
価格:1,650円(税込)

https://x.gd/30q5B

●バナナ じゃなくて banana チャンツ
QRコード版 (チャンツシリーズ)
発売日:2024年10月1日
価格:1,650円(税込)

https://x.gd/Qo1eN


【新刊情報】

2025年9月22日発売の新刊情報をご案内します。

聞いてまねして読めるようになる、子ども向け発音トレーニング教材が登場!

学校で覚えなくてはならない単語数が一気に増加した結果、単語や文章が読めない子ども達も増加しています。

小学生だけでなく、中学校に進学をし英語学習に苦労をしている子ども達のために、パターン化された学習法で「発音から文字へ」「文字から文へ」段階を踏み、「書くこと」が障壁にならないよう工夫されたライティングのない自学教材です。

発音から文字へと学習するのに最適な教材です。スマホやタブレットを使ってQRコードを読み取り、音声や動画を視聴しながら繰り返し練習しましょう。

詳しくはこちらから→ https://www.mpi-j.co.jp/news/2116/


●小中学生のための
発音トレーニングブック 1
~フォニックスで読む力がつく!~
発売日:2025年9月22日
価格:1,650円(税込)

https://x.gd/fWLgD

●小中学生のための
発音トレーニングブック2
~フォニックスで読む力がつく!~
発売日:2025年9月22日
価格:1,650円(税込)

https://x.gd/R1xfk

[Informtion]
●株式会社mpi松香フォニックス公式HP
https://www.mpi-j.co.jp/

・Facebook : https://www.facebook.com/mpiinc
・X : https://x.com/mpiinc
・Instagram : https://www.instagram.com/mpibanakun1979/
・YouTube : https://www.youtube.com/@1979mpi

●TAGAKI®
https://tagaki.jp/

●Amazonストア
・株式会社mpi松香フォニックス “英語が出来る15歳を育てる”
https://x.gd/awceL
・TAGAKI®
https://x.gd/G7ycn

----------------------------------------------------------------------------------------------
🦉神保町にある貿易会社ではたらくシリタイくん
音楽、本、映画、雑貨など様々なカルチャーに関する情報をお知らせしています
シリタイくん X:https://x.com/Shiritai_kun

📚英語学習や英語教材に関する情報を中心にお届けしています
JPT English X: https://x.com/JPT_English
この記事をシェアする
RELATED ARTICLES
あわせて読みたい記事はこちらから