AAS 2023 (The Association for Asian Studies) 出展レポート
アジアに関する研究・教育を促進するために設立された学術団体。アジアに関連する学問領域の研究者や教育者を支援し、アジア研究の発展を促進することを目的としている。
次回年次大会は2024年3月14日~17日ワシントンで開催予定。
「Association for Asian Studies」年次大会
AAS = Association for Asian Studiesをご存じでしょうか。
あまり、メディアでも取り上げられることがないのですが、AASは日本ではアジア学会とも呼ばれており、アジアおよびアジア研究に関心のあるすべての人に開かれた学術的、非政治的、非営利の米国の専門家協会です。AASは、学生、教授、研究者、およびアジアの研究に関心のあるすべての人にメンバーシップを提供しています。
そのAASでは、年に一度3月に年次大会を開きますが、コロナ禍で2020年のボストン大会が中止となり、2021年はバーチャル大会、2022年はハワイ州にて対面とバーチャルのハイブリッド大会が開催され、今年2023年3月に久しぶりにボストンで、対面の大会が開催され、ようやく対面で参加できた事を、参加者が皆心待ちにしていたような印象で、明るい大会となりました。
当社では、長年(30年以上)この大会に、日本研究に携わる方々に必要な資料・学術書を紹介するために、ブース出展を続けております。
今回、当社のブースでは、近現代資料刊行会、国書刊行会、国立歴史民俗博物館、三人社、小学館、すいれん舎、吉川弘文館の7団体と共同出展を行い、日本研究を始めとするアジア研究図書館の関係者や大学教授、大学院生、研究者等に向け、各社の新商品・注目商品を展示いたしました。
バーチャルの展示会を経て、久しぶりのリアル開催となりましたが、当社ブースにも沢山の関係者の皆様が訪れてくださいました。司書や研究者と対面し、直接会話を交わすことで、改めてより深いつながりを感じました。多くの人々が一堂に会し、お互いの声や表情を見ながらコミュニケーションを取ることができ、デジタルでは代替できない豊かな時間となったと思います。
AAS大会の後は、取引先の図書館、米国議会図書館、フリーア美術館、ハーバード大学、イエール大学、コーネル大学、ペンシルヴェニア大学を営業訪問いたしました。
来年のAAS年次大会は、シアトルで開催。今後も、「文化事業を通じて国際社会に貢献する」という企業理念のもと、世界に向けて日本研究に不可欠な資料を発信・提供するため、アジア学会へ参加してまいります。
・The Association for Asian Studies(アジア学会)
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