今年も参加しました!全米有数のギフトショー『NY NOW 2023 Winter Market 』レポート

REVIEW
Text by Hayashi Yasuhiko Photo by Patrick Hopkins
コロナ禍のオンライン開催を経て、前々回のSummar Marketから会場開催を再開した「NY NOW」。Winter Marketが2月5日から8日までジャビッツセンターNYCで開催され、今年もJPT AMERICAがJapan Madeの文具や雑貨を集めてブース出展しました。NYNOW2023、SHOP OBJECTTAに現地で実際に展示会に参加した当社スタッフがレポートします!
「NY NOW」は、毎年ニューヨーク市で夏と冬に開催される全米最大規模のギフトショー。次回は2023年8月13日~16日の開催予定。

とにかく今年のニューヨークは寒い!

今年で31回目を迎えるNY NOWに参加するため、去年のSummar Marketに続いて真冬のニューヨークに渡米。ちょうど私がついた日は現地のニューヨーカーも外出を控えるほどで、ビル風もつめたく、ニューヨークは色々な意味で、強くないと生きていけない街だなと、改めて思ったほど。
 
肝心のショーだが、コロナ禍を経て以前に比べて会場自体は少し小さくなったものの、今年も世界各地から大勢のメーカーやバイヤーが集まり、日本ブースを中心に活況であった。

私どもJPT AMERICAは、2010年から出展をはじめ、間に2021 winterのDigital Marketを挟んだが、年に2回の開催で、これまで20回以上の参加してきた。

リアル開催が再開され、我々ももちろん参加した前回、2022のSummer Marketでは、2021 Summer Marketと比較して、出展企業とバイヤーの両方の参加が増加し、出展者が54%増加、バイヤーの参加も10%増加したとのこと。

さらに、モロッコ、フランス、チリ、ガーナ、エルサルバドルなどを含む世界48か国から221のブランドが参加し、一般的なギフト、アクセサリー、家庭用品、アクセサリー、アパレルの製品を強調することで、NY NOWは国際的なギフトショーとしての地位を築きつつある。

ヴァーチャルでの開催された期間もあったが、年々、ここに来るたびショーの参加者が増えてきていることを肌で感じている。

デザイン性と機能性。益々、人気高まる日本のステーショナリー

JPT AMERICAでは、今年も、世界に誇るべき日本の文具ブランドの商品を多数出品しました。

老舗メーカーから気鋭の新興ブランドまで、国内外で高い評価を得ている、日本の高品質でデザイン性の高いステーショナリーを多数出品しました。当社ブースにもたくさんのお客様にお越しいただき、大盛況でした。

出展ブランドは以下のとおり。

himekuri
kamiterior
kleid
KOKUYO
LACONIC
Maruman
Midori
STALOGY
第一精工舎

多くのバイヤーさんや関係者の方が当社ブースに来てくださったり、また、他の出展社のブースで様々の商品を見たり手に取ったりと、自分たちも開催期間を通じてショー全体を楽しみました。

ショーには本当に色々な参加者がおり、アメリカは家族経営の文具店もあるため、このショーに旅行がてら家族で来ているような微笑ましい光景も。

みな、日本の文具が大好きで、インフレなどどこ吹く風と、出品した商品の売り上げも好調でした。

こちらも注目イベント「SHOPPE OBJECT」

次に、私が向かったのは、ギフト&ホーム商品を中心とした展示会「SHOPPE OBJECT(ショップ オブジェクト)」。トレンドの発信地として、独創的な商品や新しいデザイナーを紹介する場として知られており、注目を集めているイベントです。

Aesthetic Movement とアパレル業界見本市「Capsle」の創始者が2018年にスタートしたばかりの新しい展示会なのですが、回を重ねるごとにこちらも出展ブランド数を伸ばしています。トレンドの発信地として、独創的な商品や新しいデザイナーを紹介する場として知られており、多くの注目を集めています。

 会場のPIER 36はマンハッタンブリッジの南側に位置し、イーストリバー沿いにあるイベントスペースです。コンサート、トレードショー、ビジネスイベントなどに使われる施設ですが、近くにサウスストリートシーポートなどの人気スポットや、チャイナタウン、ソーホーなどもあり、結構おしゃれなエリア。

会場自体はNY NOWに比べるとそこまで大きくありませんが、すごい活気です。

Shoppe & Objectにはトラベラーズカンパニーが単独ブースを出展しており、私たちは現地ディストリビューターとしてサポートいたしました。

アメリカでも既に多くのトラベラーズノートファンがいて相当な人気のため、今年も沢山のバイヤーにお越しいただきました。

NYNOW、SHOPPE OBJECTの活況を見て、あらためて、日本の文具の人気を実感したショーになりました。

みな口々にいうのは、そのデザイン性と機能性。海外にはないその機能性の高さとデザイン性を高く評価してくれています。

今は現地のセレクトショップを中心にその人気が広がりつつありますが、バーンズ・アンド・ノーブルや、アーバン・アウト・フィッターズなど現地ナショナルチェーンの店頭でも日本ブランドのステーショナリーを見るようになってきました。

ますます楽しみな日本の文具から目が離せません!

[Information]
・NY NOW®
https://nynow.com/

・SHOPPE OBJECT
https://shoppeobject.com/

・JPT AMERICA, INC
243 E Redondo Beach Blvd Gardena, CA 90248-2300
Telephone:
Stationery: (310) 719-9999
Language Book: (310) 719-9993
Fax : (310) 719-9991
https://www.jptamerica.com/

 
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